本日の山陰中央新報の記事に、島根スサノオマジックが日曜日付けでレジー・ハンソン監督を解任したことが書かれています。
 

 そのことについて多くのブースターの皆様からご意見をいただき、誠にありがとうございます。その中には肯定的なご意見も、否定的なご意見もありました。そのどちらも島根スサノオマジックを愛していただいているからのことで、社員一同皆様のお気持ちを本当に嬉しく思っています。心より感謝申し上げます。
 

 プロの世界はバスケットボールに限らず厳しいものです。そのことを当球団も、そしてハンソン前HCも理解し、勝利を掴むため一生懸命取り組んで参りました。しかし、残念ながら開幕以来11連敗という球団ワースト記録を塗り替える事態となってしまいました。
 

 かかる結果となった今、私たちは残された今シーズン40試合をより良い結果にするため、誠に苦渋の決断ながらハンソン前HCを解任する決断をいたしました。
 

 思い起こせば、私が社長に就任した後の8月の終わりにハンソン前HCと初めて会いました。とてもフレンドリーで素晴らしいアメリカ人です。そして、しっかりしたプロフェッショナルな考えを持っていました。彼と仕事ができたことを光栄に思いますし、今後の彼の活躍を心より祈念いたします。
 

 しかし、プロとして「結果に対する責任」は非常に厳しいものであり、それは本人とも面談を重ね、お互いに理解しあっているところです。
 

 ハンソン前HCとチームにはその決定を日曜日の福島戦の前に伝えました。「試合前にそんなことを言っては選手が動揺するかもしれない」とも思いましたが、それよりも「ハンソンHCの最後の試合ということを、今まで苦楽を共にしたチームメンバーに知らせないわけにはいかない。皆に伝えることで奮起を促し、ハンソンHCの当チーム最後の試合に花を飾ってもらいたい。」と考え、あえて試合前に説明しました。結果的に今シーズン初勝利を飾ることができ、ハンソン前HCにとってもチームにとっても本当に良かったと思っています。
 

 多くの皆様から「初勝利の日に解任の発表をすることはないじゃないか!」とお叱りをいただきました。誠に申し訳ありませんでした。ただ、既に本人およびチームには当日知らせていることであり、このような重要事項を公表しないことはブースターの皆様に対して不誠実ではないかと考えました。また、既に解任されているハンソン前HCが、その事実を知らされていない方々と対応するのも辛いのではないかとも考え、できるだけ早く公表すべきとの結論に至りました。せっかくの初勝利を喜んでいただいているブースターの皆様に冷水を浴びせるような発表となり、誠に申し訳ありませんでした。
 

 これからアシスタントコーチの森山君がHC代行として島根スサノオマジックを率いていきます。森山代行はバスケットボールのことを深く理解しており、またチーム一人ひとりの特徴もよく分かっています。必ずや素晴らしい指揮を取ってくれると確信しています。
 

 ただ、今シーズン残り40試合、雨の日も晴れの日も、さらには嵐の日もあると思います。どんな状況であっても全員が一丸となって取り組み、島根スサノオマジックがより輝くチームになるよう精進していきます。
 

 「今後は選手の入れ替えはないのか?」と聞かれることがありますが、必ず「分かりません。可能性は常にあります。」と答えています。これはすぐにどうこうするということを意味するのではなく、「可能性はないことはないですよ」という意味です。監督代行、GMがメインで考えることですが、チームをより良くするためにはその選択肢も捨てていないということです。
 

 今回のこのとでは皆様にはご心配をお掛けし、誠に申し訳ありません。相手があることなので詳細は書けませんでしたが、大まかな経緯、そして当社の考え方、今後の方向についてご説明させていただきました。
 

 島根スサノオマジックは地域にとって宝であり、私たちは「地域の共有財産」を任されている立場だと考えています。それだけ責任も大きいですし、だからこそ、ときには多くの皆さんが反対することでも、チームのためになると信じて断行しなければならないことがあります。今回もその一つだと思っています。
 

 今後ともチーム一丸、会社一丸で頑張って参りますので、あたたかいご支援、そして厳しい叱咤激励を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。