先日の3月4日(水)に第2回タスクフォース会議が開催され、その後の説明会には15:15からbjリーグおよびNBL、NBDL各社が集まりました。一部欠席もありましたが、ほとんどの会社が参加していました。
taskforce会議
 すでに報道等でご存知の方も多いと思いますが、インターネットで説明会やその後の記者会見の全文がアップされていますので、関心の高い方はぜひご一読ください。また、統合リーグ創設に向けての具体的な概要、条件面もアップされています。また、今回は概要ということで、さらに具体的な内容は3月25日に発表されることになりました。

 今回参加させていただき、以前と比較して具体的な内容が書面になって出てきましたので、いよいよ統合リーグに向けて具体的な準備を始めていかなければならないと身が引き締まる思いがしました

 新リーグでは、1部であるトップリーグ(仮称)が16チーム±4チーム、2部であるチャレンジリーグ(仮称)が20チーム±4チーム、3部である地域リーグがトップ、チャレンジ以外のチームということになります。また、トップリーグとチャレンジリーグ、チャレンジリーグと地域リーグの間では入れ替えもある(入れ替え戦または自動入れ替え)ということになりました。入れ替えの条件はまだ決まっていません。なお、新リーグ開始は来年の10月です。

 島根スサノオマジックにとっていちばん大きいのは、「年間試合数の8割程度のホームゲームを実施できるアリーナを確保すること。ホームアリーナの規模に関しては、原則として、収容人数5,000人を基準とする。」という条件をどうクリアするかだと考えています。「ただし、現在、アリーナが存在しないチームについては、将来の具体的なアリーナ建設計画を提示するなどの要件を別途設ける。」となっていますので、今時点でアリーナがなければならないということではありませんが、将来の具体的な計画を作っていく必要があります。

 なお、説明会で「3層階層に振り分けるにあたり、アリーナが大きな要件としてウエイトを占めるのか?」という質問が出ましたが、川淵チェアマンは「1部のチームはアリーナが大きな要素となる。2部はその辺は多少はしょうがないとなるが、1部はかなりの位置を占めます。」とありました。1部に上がる条件としては5,000人規模のアリーナを持っている必要があり、2部についてはそこまで求めないということだと理解しています。

 なお、1部になるにはそのほかにも財務面の健全さ等も条件になりますので、アリーナがあることですべてOKということではなく、5,000人のアリーナを持っていることが最低条件ということですね。

 当チームとしては、松江市の新体育館(席数3,003)が建設中で、来年4月末にはオープンする予定でありますので、現在はその体育館に新たに可動席を設けた場合に5,000人分の席が確保できるかを、専門業者さんに検討してもらっているところです。もし可能ということであればその方向で進みたいと思っていますが(資金面の検討は当然必要です)、不可能ということになれば今後どうやって5,000人規模の施設を確保するかを改めて検討していきたいと考えています。

 1部に上がるためには様々な条件があり、それをクリアしなければならないということで高いハードルだと考えています。しかし、まずは最低条件である「5,000人規模のアリーナ」がなければ前に進めないという状況になりましたので、他の条件面も努力しながらも「5,000人規模のアリーナ」を確保するよう努力していきたいと考えています。

 今後3月25日に詳細の条件面が出てくると思いますので、その際にはさらに具体的な動きをしていきたいと思っています。頑張りますので、ぜひ今後ともご支援賜りますようよろしくお願いいたします