今日は東京の品川プリンスホテルで開催されました、新リーグ(一般社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ)の公開受付に参加し、2016-2017シーズンからスタートする新リーグへの入会申込書を提出してきました

 いよいよ新リーグが始まるということ、そしてそこに島根スサノオマジックも参加させていただくということに対し、大きなチャレンジに向かっていくワクワク感を感じると共に、地域に誇りを、子供たちに夢を提供するためにも一生懸命頑張らなければならないと改めて身が引き締まる思いがしています。チーム、フロント一丸となって頑張ってまいりますので、ぜひ皆様の厚いご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

 今日、川淵チェアマンにお渡ししたのは、この入会申込書と誓約書、(bjリーグからの)退会通知書、そして添付資料として当球団の全部事項証明書です。地方自治体の支援文書等はまた後日詳しい指示が新リーグから送られてきますので、それを確認して書類等の準備をしなければなりません
入会申し込み
 当日集まったのは、bjリーグ、NBL、NBDLあわせて24チームとのこと。bjリーグからは当球団も含め14チームと、3リーグの中ではいちばん多かったですね。それだけ新しいリーグに対しての意気込みがあり、且つスモールビジネスの会社が多いので素早い対応ができるということでしょうか。ただ、新リーグの申し込みの締め切りは4月30日17時必着となっていますので、それまでには全てのチームが申し込みをするものと思います。
セレモニー
 また、公開受付の様子は夕方のTSKのニュースでも取り上げられていたようです。下の写真はブースターさんがアップしていただいていたものです。ありがとうございます
申し込み(TV)
2部スタート
 インタビューでは「体育館の規模的には現状2部からのスタートになる」と答えさせていただいています。今の外部環境および内部の状況を勘案すると、私個人の意見としては「2部でスタートし、その中で数年しっかりと体力をつけ、地域にもっともっと応援していただけるようなチームを作ろう。その上で地域や行政の皆様にご理解、ご支援をいただけるチームになって、3年を目標に1部リーグに参入を目指そう。」と考えています。

 タスクフォースから出されているトップリーグ(1部、2部)の要件を見てみたいと思います。
1)トップリーグチームは、年間試合数の8割のホームゲームを実施できるアリーナを確保していることを要する。⇒これについては松江市新総合体育館でお願いしようと思っています。「8割」について、松江市さんとしっかり打ち合わせをしなければなりませんが、この要件はなんとかなるのではないかと考えています。

2)収容人員:1部については収容人員5,000人を、2部は3,000人を目処とする。⇒いちばんの課題はここです。新総合体育館の固定席の数は3,003席。これに島根スサノオマジックとしてパイプ席をアリーナに置いてもざっと400席。合計3,400席くらいとなり、2部はクリアできても1部はダメです。

 なお、可動席の設置について、業界首位のコトブキシーティングさんに相談させていただいたところ、ギューギューに可動席を設置したとして(消防と相談前ですので、詳細の相談によって減る可能性が有ります)、3,003⇒4,000くらいにはなるとのことでした。これにアリーナ席を用意し、さらに川淵チェアマンも口頭でOKを言っておられる”立ち見席”を作ることで、ギリギリ5,000席は確保できるのではないかと思っています。ただ、簡単に「3,003⇒4,000」と言っても、おそらく1億円近くはかかると思いますし、その設置のためには体育館の床の補強とか保管場所の増設、毎回の設置・撤去の費用等、かなりの対応が必要になります。そういった固定費、ランニングコストがかかるという状況もひっくるめて「島根スサノオマジックを1部にしよう」と地域や行政の皆様からご理解を得られるよう、皆様に認めていただけるような魅力的なチームにならなければなりません。

 次に財務運営状況です。
3)債務超過でないこと(入会申込時点で債務超過である場合には、入会(2016.10月)後2年以内に債務超過を解消できる具体的計画を要する)。⇒当球団は神話第3章、第4章で2期連続大幅な赤字を計上したため、現在債務超過になっています。しかし、前期(H25.7.1〜H26.6.30)、今期(H26.7.1〜H27.6.30)に2期連続で大幅な増資を行っていますので、ほぼ債務超過は解消できるところまで来ています。来期(H27.7.1〜H28.6.30)に再度増資を計画することで完全に債務超過は解消できると考えています。

4)損益計算書において、3年間継続して純利益が出ていること(入会申込時点で純利益が出ていない場合には、新リーグ開幕後の2016年10月以降は純利益が出る具体的計画の提示を要する)。⇒3)で書いた通り、現在2期連続で赤字を計上しています。今期はスポンサー様の増加等による売り上げアップや、役員数の減少に伴う人件費の削減等によってかなり改善できましたが、シーズン中に行ったHCの解任や選手の交替等のコストもかかりましたので、まだ若干の赤字になるのではないかと考えています。

 来期についてはスポンサー様の営業をさらに進めていくこと、ブースタークラブ申し込みを4月最終ゲームから行うこと、来場者数を増やすための努力を行うこと、グッズについても新たな取り組みを積極的に行う等、社員ひとり一人が、チームとも一丸となって一生懸命取り組むことで売り上げを増やしていきたいと考えています。また、コスト削減についても、事務所移転も含め様々な取り組みを行っており、来期についてはしっかり利益を出せる企業になれると考えています。

5)トップリーグ1部チームについては、年間売上収入2億5000万円以上、2部チームについては1億円以上あることを目安とする。⇒ここ数年2億円ちょっとの売上であり、今期は2億5千万弱の売上目標を立てて進めていますが、達成はちょっと厳しそうですね。これについては4)で書いた様々な取り組みによって、来期は必ず2億5000万円以上の売り上げを達成したいと考えています。

6)代表者、クラブ事務局、財務担当、運営担当、セキュリティ担当、広報担当、マーケティング担当者がそれぞれ存在すること(一部、例外的に兼務を認める)。コンプライアンス・オフィサーが存在すること。⇒当社の場合はある程度の数の社員、役員がいますので大丈夫です。

 ユースチームについては今のところ絶対条件ではないようですが、これについては既に末松GMの方で動きはじめています。

 このように、当球団の状況およびトップリーグ(1部、2部)の条件を細かく書かせていただきました。1部を狙うためにはまず5,000人規模のホームアリーナを確保しなければなりませんが、その他にも球団としての足腰をしっかり鍛え、売上や利益を伸ばしていかなければなりません。そのためには数年かけて、計画的に体力をつけていかなければならないと感じています。そうすることで、私たち島根スサノオマジックが地域において永続的に輝き続けることができるチームに成長するのではないかと感じていますし、またそうならなければいけないと思っています。

 これからも一生懸命頑張ってまいりますので、ぜひあたたかいご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。