既に多くの皆様がご存知だと思いますが、8月29日(土)のJPBL1部〜3部振り分け発表におきまして、島根スサノオマジックは2部が決定いたしました。これまで多くの皆様に大変あたたかいご支援をいただいていたにも関わりませず、私たち球団の力不足で2部となってしまい、誠に申し訳ありませんでした。心よりお詫び申し上げます。なお、29日当日に公式HPからコメントを発表させていただいています。

 当日私は品川プリンスホテルの発表会場にいて、「島根スサノオマジック」の名前が呼ばれるのを今か今かと待っていました。また、松江のパブリックビューイング会場には約70名のブースターの皆様がお集まりいただいたと聞いています。この数ヶ月間、ブースターの皆様に良い報告をしたいと思いチーム一丸となって一生懸命活動を行って参りましたが、このような結果となってしまい球団のトップとしての責任を痛感しています。

 正直なところ、土曜日と日曜日はずっと気持ちが沈み、落ち込んでいました。厳しい現実を受け止めきれない自分がいて、また1万人以上のブースターの皆様に申し訳ない気持ちでいっぱいでした(その気持ちは今も同じです)。しかし、FacebookやTwitter、そして直接お電話をいただいた多くの方々に励まされ、もう1度前を向く勇気をいただきました。「球団のトップがいつまでも落ち込んでいられない。2017-2018シーズンから1部に参入するために、今日この瞬間から戦いははじまっているんだ今度こそブースターの皆さんと一緒に喜び合えるよう力の限り頑張ろう」。そう思い、気合いを入れ直しました。

 その思いを、今日の11時から県庁記者クラブにて行わせていただきました記者会見でメディアの方々にお伝えいたしました。当球団として今回2部に至った原因の分析と、これからどういうアクションを起こしていくかということをご説明しました。また、午後からは溝口島根県知事、松浦松江市長にもお会いさせていただき、今回の2部決定についてのご説明と、これまでのご支援に対する御礼、そしてこのような結果になったことについてのお詫びをさせていただきました。

 そして、先ほど公式HPでもリリースいたしましたが、9月4日にはブースターの皆様との対話集会を行いたいと思っています 今回「ブースター1万人プロジェクト!」に多大なるご協力を賜り、本当に熱いご支援をいただいたブースターの皆様に直接今回の結果をご説明し、またこれからの活動についてもご理解をいただければと思っています。また、2部決定についての話だけでなく、これからの改善案等について多くのブースター様からどんどんご意見をいただき、皆で一緒に力を合わせてより良い球団を作り上げていきたい。そして、2017-2018シーズンに胸を張って1部に参入し、ブースターの皆様と共にうれし涙を流したい。心からそう願っています

 この2ヶ月間の活動の中で、本当に多くのブースター様からSNSを通じたり、直接お会いして様々なアドバイスをいただきました。また、「ブースター1万人プロジェクト!」という球団はじまって以来の運動についても皆様のお力で達成できました。私は今回の活動まではブースターの皆様を「大切なお客様」と考えていたのですが、この活動を通じてそれはほんの一面的な考えであり、本当は「同志」であり「パートナー」なんだということが理解できました。2ヶ月間の活動の中で、私自身にとってはこれが何にも代えがたい収穫だったのではないかと感じています。

 私たち島根スサノオマジックはこの度の2部決定を真摯に受け止め、当球団に何が足りていなかったのか、これからそれをどう補っていくのかを真剣に模索し、必ず実行に移していきます。そして、ブースターの皆様と一緒になってより良い球団、より光り輝くチームを作り、「島根はやっぱり1部にふさわしい!」と全国の皆さんに認めていただけるようになりたいと思います。いや、なってみせます

 今回のことは本当に残念で、悔しい気持ちでいっぱいですが、これからがスタートだと考えています。ぜひ今後ともあたたかいご支援を島根スサノオマジックに対して賜りますよう、心よりお願い申し上げます。SHIMANE PRIDEを胸に、これからも一生懸命頑張ります