島根スサノオマジックでは、今シーズンの第2節〜第3節につきまして松江市内の小学生を対象にした無料招待チラシを配布させていただきました そして、今週からは第4節〜第6節分を「年末怒涛のHOME3連戦!」と題して、エリアも拡大して松江市、安来市、出雲市、雲南市の小学生を対象にした無料招待チラシを配布いたしました。対象エリアで小学生のお子さんがおられる家庭の皆さま、ぜひご利用いただきますようよろしくお願いいたします
招待チラシ3節ー5節

 この無料招待チラシを配布するに至ったきっかけは、私が受講してすごく感銘を受けた「島田塾」です。千葉ジェッツの社長で、現在はB.LEAGUEの副チェアマンの島田さんが千葉ジェッツをV字回復させた手法を他のクラブの社長にも惜しみなく教えていただけるというすごい勉強会でした その内容は10月1日のNHKサンデースポーツでも取り上げられていましたので、ご覧になった方々も多いと思います。
島田社長1
島田社長2
  島田塾を受講して、私が「よし島根でも招待チラシをやってみよう」と決断したのは、大きく2つの理由からです。

 一つは当然ながら集客です。2016-17シーズンの島根スサノオマジックは平均観客動員数が1,501名でした。今シーズンはB1に昇格したこともあり、目標値を2,500人に定めているため大幅な集客が必要となっています。なお、島田塾で教えていただいた招待チラシにはスポンサーの名前が入っており、実際にはスポンサーにご購入いただいたチケットを無料で配るという方法でした。つまり、クラブとしてはタダで配るということではなく、お金はちゃんといただきながらさらに学校にチラシを配布することで集客効果を高めるという一石二鳥の手法だったのです。

 そういったこともあり、島根でもスポンサーを取って(私が経営するアースサポート株式会社がスポンサーにならせていただきました)、チケット代はスポンサーからいただいた上で対象の小学校にチラシを配布しています。他のスポンサーさんを取ってもよかったのですが、決断から実行までスピードが早かったので、まずは試験的に自分の会社でやってみようと考えて実施してみました このチラシで弊社(アースサポート)の知名度や好感度がアップすれば、スポンサー価値の向上という意味ですごくいい効果になるので、その実績が出たら次のシーズンは他のスポンサーにも売り込みをしたいと考えています そういう意味では、クラブの社長や経営層が自分の会社を持っていて臨機応変に対応できるというのはアドバンテージの一つだと感じますね

 実績としては、チラシ効果はすごくあります VSアルバルク東京戦では、事前締め切りの段階で11月3日が小学生209名、11月4日は小学生139名となっており、それに加えて当日会場でお申し込みいただける方々がおられれば人数はもっと増えます 今回のチラシ配布(松江市内のみ対象)が15,000枚でしたので、返答率は約1%となります。リーグで話をしても1%はかなり高い割合ということだったので、ありがたいことに島根スサノオマジックに対する地元の関心の高さを感じる結果になりました ただ、招待チケットの枠としては250名分ありますので、第4節からは雲南市、出雲市、安来市をエリアに加え、トータルで25,000枚の配布を行なっています。松江市内よりは遠方になりますので返答率は1%以下になるかなと思っていますが、それでもできるだけ多くの方々に島根スサノオマジックのホーム戦を見ていただきたいと願っています

 さらに、この招待チケットは小学生が対象になりますので、安全面を考慮して必ず保護者様に同伴いただくようにしています。そのため、今回も有料チケットをご購入いただける保護者の方々が3日で153名、4日は102名となっており、プラスの相乗効果が出ています

 今回招待チケットを実施しようと決断した理由の2つ目は、前回のブログにも書きましたが、小学生の子供たちにワクワクするような経験をしてもらい、それが大人になった時に「家族で行った島根スサノオマジックの観戦はすごく面白かった」という懐かしい思い出になってもらいたいという考えからです。このような思い出は郷土愛を育む上でとても大切なことだと思うのです。

 そういったワクワク感や非日常感を出すために、今シーズンはプロジェクションマッピングを実施したり、各種イベントにも力を入れています
 
 この前のハロウィーンも楽しんでいただけたのではないかと感じています
アクアハロウィーンバージョン
 私たち島根スサノオマジックは県内唯一のプロスポーツチームとして、地域に夢や希望や活力を提供できる存在だと確信しています。そして、それは一人でも多くの方々に会場に足を運んでいただいたり、スポナビライブ等で試合を見ていただいたり、イベントにご参加いただいたりすることで達成できることだと思います。そのためには、私たちが島田塾はじめ多くの機会でしっかり勉強し、そこで得た知識を頭の中だけで留めるのではなく「そうだこの取り組みをうちでもやってみよう」と積極果敢に実施し、成果を上げ続けていく必要があります。私たちクラブにはそうする責任があると感じていますし、島根スサノオマジックを愛していただいている多くのブースターの皆様の熱い支えがあれば必ずできると思っています

 これからも愛する郷土のために一生懸命頑張りますので、ぜひご支援賜りますようよろしくお願いいたします 島根スサノオマジックを通じて共に愛する郷土を盛り上げましょう