今日はダブドリというバスケットボールの雑誌の取材を受けました インタビューをして頂いたのは、わざわざ東京から松江までお越しいただきましたすべすべさんとあつしさん❗️このお二人は東京から島根スサノオマジックの応援のためにお越しいただいたこともあり、またツイッターでいつもあたたかい励ましのお言葉をいただいており、当クラブとしては恩人のようなお二人です

 私も昨年の8月に社長を退任しましたので、「なぜ私に取材なのですか?」と伺ったところ、SNSでも積極的に発信しているB.LEAGUEのクラブ側の人間であり、またブースターからクラブ代表になった経緯にもご興味を持っていただいたということでした
IMG_2971
 インタビューの内容は、おそらく7月号くらいに掲載されると思いますのでその時にとっておきますね ただ、ここしばらくずっとブログを書いていなかったのですが、「読んでいただくことで伝わるものがあるのだから、やっぱりブログはこれからも書いていこう。」と思ったのは、今回あつしさんがブログを読んでくださって、その中から私が島根スサノオマジックに対して持っている思いとか、地域に対する気持ちを感じていただいているんだなと思ったからです。昨年末くらいから「社長を退いた人間がブログを書いて出しゃばっても良くないかな」と思っていたのですが、でも島根スサノオマジックや地域に対する熱い思いを発信することは、クラブのためにもなると感じました。これからまたぼちぼち書いていきますね

 「尾崎会長はなぜSNSで発信しているのですか?」と聞かれ、私が2014年5月に社長に就任した際の話をしました。その直前の神話第四章ではチームが最下位に沈み、SNSにはブースターの方々からの厳しいコメントがどんどん書かれていました。また、「フロントの◯◯さんが悪いらしい」等の根も葉も無い噂がブースターの間を飛び交っていたり、ひどいことに一部のフロント職員も社内の不満をブースターに漏らしており、ブースターだった私も当時はその多くを信じてしまいました。

 そのため、私が社長に就任した際に「愛する島根スサノオマジックをより良くするために、問題のある社員には厳しい対応をしよう!」と思って乗り込んだのですが、社内で一人一人面談をして詳しく話を聞いてみると、今まで聞いていた噂は全くのデマだったりしたので、SNSに飛び交う噂を鵜呑みにしていた自分が本当にダメだったと反省しました。

 そうした反省から、「発信してもいい内容であれば、できるだけフロントの状況も含めて正しく伝えたい。正しい情報が伝われば、ブースターの皆さんも私たちも島根スサノオマジックを愛する同志なのだから分かっていただけるはずだ。」と思い、積極的に発信するようになりました。

 また、SNSで最近同じことを書きましたが、数年間クラブを経営してきて「クラブの規模や能力以上にチームが強くなることはない。」ということが身にしみて分かりました。

 これは売上規模もそうですし、規模からくる内容であれば自前の練習体育館を持っているか、自前のジムを持っているか等の練習環境のことや、クラブの規模とは関係ないことであればその地域は選手本人だけでなく選手のご家族(奥様、お子さん)が住みたいと思う場所か(仕事場、学校・教育、住みやすさ等)ということもあります。また、当クラブのようにB2から上がってきたばかりのチームはある意味信用力が少ないのかもしれません。そういったことも含め、すべてがクラブの規模や能力です。そこを超えてチームが強くなることは無いと思いますし、まずはクラブがより成長することに一生懸命頑張り、その上でより良いチームを作っていかなければならないと感じています。

 クラブの運営側の人間として、そんな話(もっと色々話しましたが)をさせていただきました。すべすべさんやあつしさんから「フロントの仕事や考えをもっと知ることで、さらにチームのことが好きになるということもありますね!」と言っていただき、すごく嬉しく感じました ぜひ多くの人にフロントの仕事や、フロントがどう感じているかも関心を持っていただければ幸いです 

 あつしさん、すべすべさん、そしてダブドリの皆様、この度は取材をしていただき誠にありがとうございました