2015年02月

 昨日になりますが、bjリーグの河内コミッショナー、中野社長、阿部専務がタスクフォースの川淵チェアマンを訪問し、意見交換を行いました。bjリーグの公式HPにもこのようにリリースされています。
bjリーグHP(川淵チェアマン)
  また、Sportsnaviにも記事が出ていますので、興味のある方はぜひご一読ください。

 河内コミッショナーはじめbjリーグの役員が、リーグ統合問題で川淵チェアマンと同じテーブルにつくのは今回が初めてですね。3月4日の第2回タスクフォース会議までにこのような機会ができ、本当に良かったと思います

 2月12日の会議および川淵チェアマンの記者会見を受け、bjリーグとしても意見を出すべきということで議論を続けてきました。現行の22チーム、そして新規参入予定の2チームを合わせて24チームという大所帯ですので完全に意見が一致するということは難しかったのですが、臨時幹事会も開催され、各チームにもアンケートでご意見をいただきました。

 その内容を持って今回打ち合わせに臨んでいただいており、bjリーグ側の意見を伝えることができたことは大きいと個人的には考えています。

 どんなケースでも同じだと思いますが、大きな変化を起こそうと思えば強い意見や思い切った発想が大切です。そういう意味で今回の川淵チェアマンのご意見はよく理解できます。ただ、これもどんなケースでも同じですが、相手側もしっかり意見を出して話し合いをすることが大切だと思うのです。

 会社を経営しているとよく分かるのですが、一般的に厳しい交渉をする際には、最初のステージではお互いに一発目の意見は角が立ったものになりますね。それが話し合いを続ける中で、意見をこすり付け合い、お互いの角が取れてある程度は丸くなり、決着がつくものだと思います。

 今回はもう時間もないので「意見をこすり付ける」ということは無いでしょうし、今回の打ち合わせが最初で最後ということになるのかもしれませんが、私自身はリーグの幹事会社の1社として「bjリーグが交渉のテーブルに着くべき」と主張していたことが実現できてホッとしています。 

 あとは各社として今回の激変をどう受けとめるか。チャンスととらえるチームもあれば、非常に厳しくなるととらえるチームもあると思います。私自身は、金融機関に勤めていた経験や地元で十数年間中小企業を経営している経験からすると、安易に「チャンス」とは思っていません。中小企業の経営者は浮かれることなく常に厳しい現状認識を持ち、その中でどう生き残っていくかを必死になって考え、社員と力を合わせて取り組んでいくべきだと思っているからです。

 それでも島根県というバスケットボールに熱心な土地柄や、地元を盛り上げたいという熱いブースターやスポンサーの皆様のお気持ち、そして行政の方々の手厚いご協力もいただいていますので、厳しい中でも着実に成長してくよう社員やチームと力を合わせて努力していきたいと考えています。 

 会場についてもどうしていくか検討を進めたいと思います。例えば琉球ゴールデンキングスの試合を観たときは、写真左側の茶色い球場備え付けの可動椅子(2枚目の写真では右側です)を使わないで、専用の黒い椅子を取り付けていました。そうすることでかなりの席数を増やすことができますね(毎回の設置費用や初期購入の費用はかなりかかりますが…)。
席1
席2
 これでクリアできるかどうかはまだわかりませんが、その他にもいろいろ対策を立てて検討していきたいと思っています。

 なんにせよ、3月4日にルールが決まれば後はそれに対応するのみです。 私たちとしてできることをコツコツと積み上げ、”おらが街のチーム”としての誇りを忘れずに頑張って参ります 今回のことをきっかけに大きく成長できるようにしていかなければならないと考えていますし、またそういうチームの姿を多くのブースターの皆様に見ていただきたいと思っています

 ブースターの皆様、スポンサーの皆様、行政の皆様には今回のことでいろいろお願いさせていただくことも多いかと思いますが、ぜひご理解賜り、力を貸していただきますようお願い申しあげます。

 頑張ります

 HPでもリリースさせていただきましたが、弊社はこの度くにびきメッセ6Fに事務所を移転いたしました

 一昨年の8月から寺町200-3スサノオビル1Fに事務所を構えており、日本海観光株式会社様、スサノオカフェ様、そして地域の皆様方に大変お世話になりました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。

 島根スサノオマジックのホームアリーナであります松江市総合体育館に隣接している立地であること、職員が増えて既存の事務所では手狭であったこと等の理由で、この度新たにご縁をいただきくにびきメッセ様に引越しをすることになりました。 

 事務所は西棟の6Fになります。入り口を通ってすぐ右側(奥なのでちょっと分かりにくいですが)のエレベーターで6Fに行っていただき、右奥が弊社の事務所となります
メッセ入り口看板
 
 ここ数日引越し準備をしていまして、今日は一斉に机等を運び込みました。新しい事務所はかなり広く、ワンフロアで打ち合わせスペースやお客様用のスペースも確保できるのでありがたいです ただ、今までの事務所のVIPルームのような別室はないので、毎月行う取締役会はメッセ内で会議室を借りないといけないかなと思っています。
事務所引越し
 明日からは荷ほどきをして、仕事ができる準備をしないといけません

 ちなみにすごく見晴らしがいいですよ 窓が東、西、南方向に合計3箇所あります。西側の窓はメッセ入り口からもすぐ見えますね 夜ここの電気が着いていると、誰かまだ仕事をしているということになりますね(笑)
メッセ(西側窓)
 これから新しい事務所で心機一転頑張ります 今まで寺町で本当にお世話になりました。今日からは新しくくにびきメッセに移転をいたしますが、今後とも変わりませずよろしくお願い申しあげます。
 

 今日は松江市総合体育館で琉球ゴールデンキングスを迎えてホーム戦を開催いたします。 多くの皆様のお越しをお待ちしています

 最近出張が多くて運動する機会が少ないので、午前中は松江城までウォーキングをしました。私の家からだいたい3kmくらいなので、軽くジョギングしたり歩いたりしながら行くとすぐ着きますね。天神さんの公園を通ると「天神 焼き屋台」がありました
蟹小屋
 松江城の近くでは、松江市交通局様のスサノオマジックラッピングバスに遭遇 ラッキーでした また、松江市交通局様では「島根スサノオマジックバスカード」も発売していただいています。皆さんも市バスに乗られる時はぜひどうぞ
スサノオバス
 やっと松江城に到着。堀尾吉晴公の銅像の後ろには、スサノオマジック自動販売機が設置してあります この自動販売機でお茶やジュース等をご購入いただきますと、その一部が島根スサノオマジックの運営費として寄付されます。島根スサノオマジックの応援も兼ねて、ぜひスサノオマジック自動販売機でご購入いただきますよう、よろしくお願いいたします

 また、皆さんの会社や工場で「応援のためにスサノオマジック自動販売機を入れてみたい」という方がおられましたら、ぜひ私か当球団職員までご連絡ください。すぐに訪問させていただきます。
スサノオ自販機
 こうしてちょっと街を歩くだけで、地域をあげて島根スサノオマジックを応援していただいているというのが本当によくわかります。心より感謝申し上げます

 私たちは島根県唯一のプロスポーツチームとして、バスケットボールをつうじて地域の発展に貢献し、地域の皆さまに元気や夢、そして誇りを持っていただけるような存在になりたいと考えています。

 リーグ統合問題もあり、皆さまにご心配をお掛けして申し訳ありませんが、私たち島根スサノオマジックはリーグがどうなったとしてもしっかりと運営を行い、今後もずっと存在し続けます。頑張って参りますので、今後ともご支援を賜りますよう、よろしくお願い申しあげます

 

 今日は鳥取県米子市にあるコミュニティFM放送局でありますDARAZ FMの番組に出演させていただきました お呼びいただいたのは日頃から島根スサノオマジックのMCでお世話になっていますGENSHINさん GENSHINさんはDARAZ FMで毎週火曜日に放送されています「GENSHINのBO-ZU CAFE」のメインパーソナリティを務めておられます。
boze-cafe
 今回は初めてのラジオ番組への出演となり、とても良い経験をさせていただきました。かなり緊張するかなと思ったのですが、GENSHINさんに明るい雰囲気を作っていただいたので楽しく参加することができました 島根スサノオマジックをPRする機会をいただき、誠にありがとうございました

 もう今日の放送は終了してしまいましたが、番組では私の方で二階自由席引換券(本シーズン最終日は使用できません)10枚をプレゼントいたしました ふるってご応募ください。

 この度はありがとうございました

 ちょっと前の話ですが、先週のホーム試合から「ホーム・ウィークリースポンサー」という制度をはじめました

 これは、その時のホーム開催試合のマッチデープログラムに企業名を掲載させていただき、且つ2階自由席引換券を10枚お渡しするという、新しい取り組みです。なお、ウィークリースポンサー料金は税別20,000円になります 2階自由席を10枚買うとちょうど20,000円(前売りの場合)なので、「ホーム・ウィークリースポンサー」とはチケットを買って、さらにマッチデープログラムに企業名の広告を出すことができるというおトクなサービスです よろしければぜひ皆様の会社様でもよろしくお願いいたします 詳しくは私か弊社までお問い合わせください

 下の写真は前回のマッチデープログラム(A3二つ折の左側)です
マッチデー見開き左側
マッチデー(VS滋賀戦)
 お陰さまで前回は11社様にご快諾いただき、ウィークリースポンサーになっていただけました アースサポートの西村部長の頑張りもあり、今回は(公社)松江青年会議所の皆さんが多かったですね ご協力いただきました皆様に心より御礼申し上げます。

 もしこのペースで残りのホーム開催で毎回10社様にウィークリースポンサーになっていただけましたら、残り6節で120万円の売上げとなり、当球団に取ってはたいへんありがたいプラス収入になりますね 更に言うと、来シーズン13節で260万円ということになり、ユニフォームスポンサー様並みのボリュームになります

 こういうことを一昨日の代表者会議の後の雑談で話をしていたところ、近くにおられたチームの社長さんが「それ良いね うちでもやってみるよ。」と言われたので、詳しくお伝えしました。実は私も新潟にアウェイ試合で行った際に、新潟の小菅社長様に教えていただいたものを真似させていただいただけなのです

 細かい話ではありますが、こうやって売上げ情報を共有し、お互いが良くなっていこうという姿勢はbjリーグの良さだと感じています。チーム同士は当然ながら真剣勝負ではありますが、チーム会社同士は同じ方向性のもと、チームも良くしていき、リーグも良くしたいと日々取り組んでいます

 この度は多くの会社様に「ホーム・ウィークリースポンサー」にご協力賜り、誠にありがとうございました これからもご支援賜りますよう、心よりお願い申し上げます

 しばらくブログのアップができておらず、誠に申し訳ありません 楽しみにしていただいている方々も多いと聞いていますので、定期的に書けるよう頑張ります

 今朝の山陰中央新報の記事を読まれた方は多いと思います。川淵チェアマンの記者会見があり、リーグ統合問題について来年10月開幕のシーズン(2016-2017シーズン)からピラミッド型の新リーグ構想の元で行うという発言でした(bjリーグにはまったく擦り合わせ無しの内容ばかりでしたので、正直驚きました)。

 私は普段は常に前向きな発言しかしないので、この記事のコメントを読んで「珍しく尾崎が後ろ向きな発言をしてるな~。」と思われた方もおられるのではないでしょうか。それほど、たちまちには受け止めがたい内容になっていました
川淵チェアマン記事
 あまり批判をすると良くないとも感じますので控えます。ただ、今まで10年間確かな歩みを続け、発展させて来たbjリーグに対して、そのHPで「お話をいただきました内容は、川淵チェアマンの私見とのお話で、本日お聞きしたばかりの内容でありました。」と発表せざるを得ないような状態を今回の記者会見で作ってしまったことは残念でなりません。bjリーグ所属のチームの1社として、今回のやり方が本当によかったのかと疑問に思います。
bjリーグのHP
 私たちbjリーグの代表者会議(各チームの社長が全員集まります)に川淵チェアマンが来られたのは昨日の13:30。その直前にタスクフォース側で声かけをされた記者さんたちが入ってこられ、会場は異様な雰囲気に包まれました ちなみに、各チームに「川淵チェアマンが会議に参加されます」とアナウンスされたのは前日のお昼です。
bjリーグ代表者会議の様子
 その雰囲気の中で川淵チェアマンが登場され(写真の赤いネクタイの人です)、40分くらいでしょうか、熱心にご説明いただきました。冒頭では「あくまで私見」とことわられながらも、「できないことをできないと言うな。どうやったらできるか考えてほしい。」と仰られ、5,000人規模のアリーナやサラリーキャップの廃止、年俸1,000万円等の具体的な条件を説明されました。

 この雰囲気の中で、ましてや冒頭に「できないことをできないと言うな。」という発言がありがなら、何でも質問していいと言われても「そんな条件は厳しすぎる」なんて言えるものではないと感じました
会議の様子
 その後の記者会見の写真です。私たちbjリーグの定例代表者会議が昨日の13時から。その同じ場所でNBLの全体会議を行うことになっていたのも私たちは当日知り、さらには川淵チェアマンが両方の会議で「私見」を説明した後にすぐ同じ建物の一室で記者会見を開くという、まさに用意周到である意味すばらしいと感じました。私たちの会議では「あくまで私見」としながらも、記者会見で記者からの質問に対し「3月4日にタスクフォースの会議で決まる条件面等は、この私見を元に決める」という内容のコメントをしておられました。
記者会見の様子
 私は記者会見を傍聴し、その後bjリーグの代表者会議に戻りました。その後の会議は非常に厳しいムードで、各チームともこの先どうしていくのかという不安がいっぱいの会議になりましたね。

 現在1億5千万円とか2億円程度のいわゆる「スモールビジネス」で経営をしている大半のチーム会社にとって、今回の「私見」は死活問題になると感じます。多くのチーム会社は社長さんが個人オーナーとして数千万円の出資をし、個人保証をして極度額いっぱいまで借入をしてまでも地域に夢や元気を届けたいと思って必死に頑張っています。そして、新たに参入するというわけではなく今までも地道に経営を続けて来た民間の会社です。今回まったく事前の打合せもなく、いきなり「私見」という形のルールを突きつけられ、その結果としてチーム会社が倒産に追い込まれたらどうするのかと強い疑問を感じました。

 重ねて言いますが、プロチームが何も無いところに「プロチームのリーグを作るので、やりたい人はこの指とまれ!」というのではなく、既にプロチームがあって今まで10年間地道に経営を行って発展を続けて来ているところに、いきなり何の擦り合わせも無く「ルールが変わるので従ってください」と言われても難しいのではないかと思うのです。

 ここまでイッキに書きましたが、「あまり批判をすると良くないとも感じますので控えます。」と言いながらもけっこう批判をしているようなので、とりあえず止めておきますね

 私は抵抗勢力みたいなことをしたいのではなく、今まで10年もプロリーグとして一生懸命頑張って来たbjリーグの努力を認め、真摯に対応してほしいと思っているだけです。何の擦り合わせも無く突然「私見」をご説明いただき、その後の記者会見ではその「私見」がほぼ決定のような感じで言われると、河内コミッショナー、中野社長、阿部専務や多くのbjリーグの関係者の10年間のご努力はなんだったんだろうと悲しい気持ちになります。今日の会議でも川淵チェアマンから「4月中に各チームはbjリーグからの脱退届を出してほしい」とまで言われ、本当にこのままでいいのかと思いました。

 なお、チーム会社として当球団はこれからも地域の皆様方に夢や元気、誇りを提供できるよう一生懸命頑張って参ります 体制の変化という、混沌とした非常に厳しい時だからこそチーム・フロントが一体となり、また地域のブースター様、行政や企業の皆様にもご理解いただけるよう説明責任を果たしながら進めていきますので、今後ともご支援賜りますようよろしくお願い申し上げます

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