2015年08月

 既に多くの皆様がご存知だと思いますが、8月29日(土)のJPBL1部〜3部振り分け発表におきまして、島根スサノオマジックは2部が決定いたしました。これまで多くの皆様に大変あたたかいご支援をいただいていたにも関わりませず、私たち球団の力不足で2部となってしまい、誠に申し訳ありませんでした。心よりお詫び申し上げます。なお、29日当日に公式HPからコメントを発表させていただいています。

 当日私は品川プリンスホテルの発表会場にいて、「島根スサノオマジック」の名前が呼ばれるのを今か今かと待っていました。また、松江のパブリックビューイング会場には約70名のブースターの皆様がお集まりいただいたと聞いています。この数ヶ月間、ブースターの皆様に良い報告をしたいと思いチーム一丸となって一生懸命活動を行って参りましたが、このような結果となってしまい球団のトップとしての責任を痛感しています。

 正直なところ、土曜日と日曜日はずっと気持ちが沈み、落ち込んでいました。厳しい現実を受け止めきれない自分がいて、また1万人以上のブースターの皆様に申し訳ない気持ちでいっぱいでした(その気持ちは今も同じです)。しかし、FacebookやTwitter、そして直接お電話をいただいた多くの方々に励まされ、もう1度前を向く勇気をいただきました。「球団のトップがいつまでも落ち込んでいられない。2017-2018シーズンから1部に参入するために、今日この瞬間から戦いははじまっているんだ今度こそブースターの皆さんと一緒に喜び合えるよう力の限り頑張ろう」。そう思い、気合いを入れ直しました。

 その思いを、今日の11時から県庁記者クラブにて行わせていただきました記者会見でメディアの方々にお伝えいたしました。当球団として今回2部に至った原因の分析と、これからどういうアクションを起こしていくかということをご説明しました。また、午後からは溝口島根県知事、松浦松江市長にもお会いさせていただき、今回の2部決定についてのご説明と、これまでのご支援に対する御礼、そしてこのような結果になったことについてのお詫びをさせていただきました。

 そして、先ほど公式HPでもリリースいたしましたが、9月4日にはブースターの皆様との対話集会を行いたいと思っています 今回「ブースター1万人プロジェクト!」に多大なるご協力を賜り、本当に熱いご支援をいただいたブースターの皆様に直接今回の結果をご説明し、またこれからの活動についてもご理解をいただければと思っています。また、2部決定についての話だけでなく、これからの改善案等について多くのブースター様からどんどんご意見をいただき、皆で一緒に力を合わせてより良い球団を作り上げていきたい。そして、2017-2018シーズンに胸を張って1部に参入し、ブースターの皆様と共にうれし涙を流したい。心からそう願っています

 この2ヶ月間の活動の中で、本当に多くのブースター様からSNSを通じたり、直接お会いして様々なアドバイスをいただきました。また、「ブースター1万人プロジェクト!」という球団はじまって以来の運動についても皆様のお力で達成できました。私は今回の活動まではブースターの皆様を「大切なお客様」と考えていたのですが、この活動を通じてそれはほんの一面的な考えであり、本当は「同志」であり「パートナー」なんだということが理解できました。2ヶ月間の活動の中で、私自身にとってはこれが何にも代えがたい収穫だったのではないかと感じています。

 私たち島根スサノオマジックはこの度の2部決定を真摯に受け止め、当球団に何が足りていなかったのか、これからそれをどう補っていくのかを真剣に模索し、必ず実行に移していきます。そして、ブースターの皆様と一緒になってより良い球団、より光り輝くチームを作り、「島根はやっぱり1部にふさわしい!」と全国の皆さんに認めていただけるようになりたいと思います。いや、なってみせます

 今回のことは本当に残念で、悔しい気持ちでいっぱいですが、これからがスタートだと考えています。ぜひ今後ともあたたかいご支援を島根スサノオマジックに対して賜りますよう、心よりお願い申し上げます。SHIMANE PRIDEを胸に、これからも一生懸命頑張ります

 ちょっと久しぶりのブログになってしまい申し訳ありません。私が社長を務めるアースサポート(株)の仕事のほうで数日間出張していました。

 8月19日には「ブースタークラブ1万人プロジェクト!」が無事に達成したことをHPでご報告させていただきました。これまでご支援いただきました皆様に心より御礼申し上げます 誠にありがとうございました。

 また、HPに御礼の挨拶文も載せていますので、よろしければお読みください
1万人達成バナー
 そして、その結果を踏まえて新リーグ参入への事業計画書を修正し、8月20日の夕方に新リーグ入会審査委員会様に書類を提出させていただきました。その内容について詳細は書けませんが、ブースタークラブの売上目標はほぼ達成したこと、スポンサー収入の目標についてもほぼ達成したこと、そしてブースタークラブ1万人プロジェクトが達成したことにより今シーズンの観客動員数の予測を引き上げたこと(興行売上予測を引き上げています)等、全般的に財務状況が大幅に改善されたものを提出しています。

 既に7月からスタートしている今季の事業計画ですので、予測部分をできるだけ少なくし、いま段階の実績ができるだけ目標額に近いようにしなければなりません。そのために、事業計画書を提出するギリギリまでスポンサー様への営業活動を行い、ブースタークラブ1万人プロジェクトも頑張ってきました。そして、ブースター様、行政の皆様、スポンサー様、関係各位の皆様から多大なるご支援をいただき、結果が伴った事業計画を作成することができたと自負しています。本当にありがとうございました

 事業計画書を提出してしまった今、私たちは「人事を尽くして天命を待つ」という気持ちです。ただ、だからといって29日の発表まで何もしないというわけではありません。私たちにとって29日は新リーグに向けてのスタートであり、ゴールではないのです。

 当然ながらブースターの皆様に喜んでいただけるような様々なサービス改善をこれからも検討していかなければなりませんし、また早くもう1人の外国人選手もプレスリリースできるよう頑張ります。そして、これからもブースタークラブ会員数を増やすべく活動して参ります。また、スポンサー様への訪問もまだまだ出来ていないので、これからもっと時間をかけて訪問していきたいと思っています。やっていかなければならないことは山ほどあり、まだ道の途中なのです。

 29日の結果がどうなるか、まだ全く分かりません。どんな結果になったとしても真摯に受け止め、その状況の中でどうやって地域の皆様に喜ばれるチーム作りをするのか、球団作りをするのかを前向きに検討していきたいと思います。

 これからも頑張って参りますので、ぜひ今後ともあたたかいご支援を賜りますようよろしくお願い申しあげます。

 今日の山陰中央新報に「目指せ‼︎ 島根スサノオマジック新リーグ1部参入!」という表題の全面広告を出しました ご協力いただきました株式会社ミック様株式会社博愛社様山陰中央新報社様アースサポート株式会社(私の会社ですが)に心より御礼申し上げます

 地元の多くの皆さまに見ていただけたと思います。また、ふるさと島根に帰省しておられる方々の目にとまることもあったかなと期待しています。
全面広告
 お盆で島根に帰省しておられる方々に見ていただけたら嬉しいですね 県外で頑張っておられる皆さまに「地元では島根スサノオマジックがトップリーグ1部を目指して頑張ってるんだ」ということを知っていただく機会になるのではと思います。新リーグに参加する45チームがある都道府県の中では、私たち島根県は人口がいちばん少ない県になります。しかし、「おらが街のプロスポーツチームを応援しよう」という熱い思いは他のどんな都市にも、どんなチームにも負けていません。県外におられる皆さまにもその姿を見ていただけるように頑張りたいです。そして、私たちの活動がふるさとを離れて都会等で頑張っておられる皆さまをちょっとでも励ますというか、元気や勇気を感じていただけるような活動になれば良いなと願っています。

 今日現在のブースター&サポート会員数は8,292名で、目標の1万人まで残り1,708人となりました8月20日の事業計画書提出締め切りまでになんとか目標を達成させたいです 選手たちも一生懸命様々なイベントに参加してアピールをさせていただいています。ぜひ皆様のお力で1万人プロジェクトが成功するよう、最後の最後までご支援をよろしくお願いいたします

 そして、もう1つの宿題であるスポンサー収入ですが、こちらも8月7日以降多くの支援者の方々からお声掛けをいただき、着実に数字を積み上げていっています。更に多くの株主の皆さまにも再度ご説明させていただき、増資だけでなくスポンサーとしてもご支援いただけるようお願いしました。スポンサー収入についても何とか8月20日までに目標数字を達成させ、更に売上計画を積み増しできるように最後の追い込みに入っています。

 私自身も昨年の5月までは1ブースターでした。シーズン第1章が始まるまでは「島根でプロスポーツチームなんて無理じゃないの?」と半信半疑でしたが、開幕戦を見た瞬間からスサノオマジックの大ファンになりました。奥さんと一緒にほぼ毎試合見に行って興奮して応援し、シーズンが終わると「週末することがないなあ…」といつも寂しく感じていました。自分たちの愛する地元で、熱い思いで応援できるチームがあるってすごく幸せなことですよね?だから、大切な存在である島根スサノオマジックをなんとか守りたい。感動や誇りを与えてくれたチームになにか恩返しがしたい。その思いだけで社長にならせていただきました。

 そしていま、私たち島根スサノオマジックは大きなチャレンジの時を迎えています。ここをやり切ることができれば、島根にトップリーグ1部のチームが誕生します

 私たちの街は45チーム中いちばん人口が少ない地域かもしれませんが、いちばん熱く応援していただけるブースター、いちばん厚い支援をしていただけるスポンサーが集まる誇り高き街です 私たちも最後の最後まで一生懸命頑張りますので、ぜひ皆さまお一人おひとりの力をお貸しいただきますようよろしくお願いいたします。皆さまの力で島根スサノオマジックを1部に入れてください

 共に頑張りましょう GO GO MAGIC

 今日は2回目のJR松江駅でのチラシ配り。前回に引き続きJR松江駅の関係者の皆さまにご協力賜り、誠にありがとうございました

 今回は松江市役所の皆さまと島根県庁の皆さまにもご協力をいただき、一緒にチラシ配りを行いました。島根県庁はしまね暮らし推進課様、松江市は教育委員会スポーツ課様に音頭を取っていただき、出勤前の7:30から集まっていただきました このように行政の皆様からも強力な後押しをいただいており、島根スサノオマジックは地域に愛されているチームだと改めて感謝の気持ちでいっぱいです
全体写真
チラシ配り
 今朝の参加選手は山本選手、安部選手でした 二人とも一生懸命声掛けをしてチラシを配ってくれていました。そういえば山本選手は今シーズンから背番号を#88に変更しますね 私も理由は聞いていませんが、これが更なる活躍のきっかけになることを願っていますし、山本選手なら必ずそうしてくれると信じています。
山本選手安部選手が参加
 そして、今回は島根が誇るゆるキャラであるしまねっこやあっぱれくん、しじみ姫も勢ぞろい すさたまくんとの夢のコラボが実現しました
スサたまくんたち
 それにしても、さすがにしまねっこの人気はダントツですね。観光客の方々が取り囲んでずっと写真を取っていました。オーラを感じましたね

 学生さんは夏休みだし、お盆休みもあるのでどうかなと心配しましたが、思ったより人通りも多く、ブースタークラブ会員に入会していただいた方も多くおられました。誠にありがとうございます

 このようにチラシ配りをすることで、島根スサノオマジックが新リーグ1部を目指して活動しているということをより多くの方々に知っていただく機会になればと思っています。

 そして、松江市、島根県、島根スサノオマジックが合同でチラシ配りをしたことは初めての取り組みでした。行政の皆様にも厚くご支援いただけていることは、私たちにとってはすごく頼もしいことです。これからも一生懸命頑張りますので、ぜひご支援賜りますようよろしくお願いいたします 本日はありがとうございました。

 8月7日に新リーグの入会審査ヒアリングが再度行われ、島根スサノオマジックからは私と中村取締役、末松GMの3名でヒアリングに臨みました。

 この前の7月30日の1部〜3部振り分けの発表では、1部参入の12チームが確定しました。以前にタスクフォースから「14チーム±2チーム」と発表がありましたので、仮に1部参入が16チームとなれば残りは4チーム。川淵チェアマンが7月30日の会見で18チームも有り得るというようなご発言をされていたので、そうなると残りは6チームとなりますね。

 地図を見てみると、何となく1部の12チームは東・西それぞれ6チームずつに分かれているのではないかと感じます。
振り分けボード
 私は「地理的に考えると有利なのではないか?」とちょっと甘く考えていた部分もありますが、今回のヒアリングでその気持ちは吹き飛び、厳しい現実を目の当たりにしました。

 前回の6月に行われたヒアリング時よりも各チームの財務改善が非常に進んでおり、2億5千万円の売上を達成できるチームや債務超過を今季解消できるところが増えているとのことでした。確かに以前のタスクフォースからの説明では「債務超過については今季で達成する必要はない」となっていても、他のチームが改善していて当球団がまだそこまで至っていなければ、競合するそれらのチームの方が1部に入る可能性が高くなります。

 おかげさまで「ブースタークラブ1万人プロジェクト!」は現時点で7,000人を超えており、このまま推移すれば1万人超えは固いと思います。これも多くの熱いブースターの皆様のお陰だと心より感謝申し上げます その点は今回のヒアリングでも自信を持ってご説明させていただくことができました。ありがとうございます

 しかし、2億5千万円を超える売上計画の約半分を占めるのがスポンサー収入(143百万円の目標を立てています)であり、その目標が達成できるかどうかが当球団の事業計画が実現可能かどうかを判断するための重要なポイントになっています。7日のヒアリングの段階で契約が締結できている金額は90百万円で、達成率は63%となっていました。実際のところ新リーグ効果もあり、今季はスポンサー料金の単価をアップしてご契約頂ける企業様が多く、今時点で既に昨年度の実績に近いところまで来ています。そのため、私たちは143百万円の売上目標は十分に実現可能な状態だと考えていましたが、ヒアリングではまだ実現可能性は高くないと判断されました。確かに昨年度の約1.5倍のスポンサー売上計画を作り、その達成率が現時点で63%であれば実現可能性は高くないと判断されてもしょうがないですね。私たちは「今季中には必ず達成可能」と思っていましたが、入会審査で判断されるのは8月末(書類の最終締め切りは8月20日)であり、その段階でそれが実現可能か明確にしなければならないということなので、判断する時間軸が違っていました。私たちの考えが甘かったと反省しています。

 また、当球団の売上目標も2億5千万円を超えてはいますが、他の多くのチームも更に財務改善状況が良くなっているとのことでした。例えば他のチームが3億円を超える目標を設定し、その目標を達成する可能性が高いのであればそれらのチームの方が1部参入の優先順位が上がるということです。

 この現状で当球団はどうすべきか?

 確かに「お金の話ばかりするな。私たちはプロバスケットボールに夢を感じているのであって、お金の話をされると冷めてしまうよ。」というご意見もあり、それはその通りだと思います。ただ、私たちは新リーグで1部に参入し、日本のトップリーグの試合を地元の皆さんに観ていただきたいと心から願っています。人口の少ない島根でもバスケットのトップリーグができるということを世の中に示すことで、地域に誇りを、子供たちに夢を提供したいと思っています。そして単純に、良い試合を観ていただいて皆でで盛り上がりたいですよね 

 この”SHIMANE PRIDE"を現実のものにするためには、今ここで歯を食いしばって、必死になって頑張るしかありません。実現可能性が高い事業計画を作成することにフォーカスしなければなりません。

 私たちはこれからもスポンサー営業を推進していきます。ブースターの皆様で、「うちの会社で少しでも(少しじゃなくても)スポンサーになってもらえるように声を掛けてあげるから、会社に営業に来てみて。」という方がおられましたらぜひご連絡ください。私や営業担当者がすぐに伺います。また、今は県外で事業を営んでおられて、ふるさとである島根に貢献したいと思っておられる経営者の皆様にもぜひご検討いただきたいです。そういったお話があれば飛行機や電車に乗ってすぐに伺います

 そして、その他で売上アップに貢献することがないかを考えます。今のところ、①スポンサー収入、②興行収入(チケット収入)で80%以上の売上を占めるという計画になっており、残りは③ブースタークラブ収入、④スクール収入、⑤グッズ販売の順番です。当球団はチアのスクールもありませんし、アウェイの遠征旅行ツアーもやっていませんが、でもいろいろ白紙の状態にして考えないといけませんね

 再修正した事業計画の提出期限は8月20日いっぱいです。その間に様々な努力をし、実績や証拠(エビデンス)を積み重ねて、その上で更に高い目標を設定して事業計画を作り直したいと考えています。当球団が提出する事業計画の実現可能性を高め、新リーグに認めていただけるよう頑張ります

 なにとぞご理解を賜り、ご支援いただきますよう心よりお願い申しあげます。

 この週末は松江では水郷祭が開催されました 多くの方々がお出かけだったと思いますが、暑かったですね これからも暑い日が続くと思いますが、熱中症に気をつけてお過ごし下さい。

 さて、この2日間は(公社)松江青年会議所様のお計らいにより、特設ステージで「ブースタークラブ1万人プロジェクト!」のPRをさせていただきました。 たいへん暑い中、多くのブースターの皆様にお集まりいただき、誠にありがとうございました
1000人プロジェクトのバナー
 初日は安部選手と売豆紀事業部長、2日目は山本選手とイベント初参加の仲村選手が特設ステージに上がってPRいたしました。
だんだん特設ステージ1日目
だんだん特設ステージ2日目
 そして、その後はブースにてサイン会およびブースタークラブ会員申し込み受付を行わせていただきました。特に仲村選手は今回がイベント初参加だったので、ブースターの皆さんと一緒に写真を撮ることが多かったですね
アベジ
特設ブース仲村選手
 私はアースサポートの仕事の関係で土曜日までアメリカ出張だったので、日曜の花火だけ見に行きました。初日のステージで売豆紀事業部長が「松江水郷祭の花火は1万発、島根スサノオマジックのブースタークラブ会員は1万人」と言っていましたね。確かに1万発の花火の迫力はすごかったです
花火
 そして、私たちもいよいよ今日5,319人になり、5千人の大台を超えました 今回の水郷祭のイベントで多くのご入会があったことと、法人スポンサー様に社員の皆さんの入会について取りまとめをいただいていた入会シートの回収をスタートさせていただいたことが主な理由だと考えています。
1万人プロジェクトの経過
 8月29日の新リーグ振り分け発表までになんとか目標達成ができるよう頑張ります 島根スサノオマジックは地域に活力と感動を、子供たちに夢を提供したいという熱い思いで新リーグ1部参入を目指しています。ぜひお力をお貸しいただけますよう、よろしくお願いいたします。

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