2016年06月

 昨日は今シーズン限りで引退する#21曳野康久選手の記者会見を行いました。昨日の夕方のニュースでも取り上げられましたので、ご覧になった方も多いのではないでしょうか。

 曳野選手は松江市出身選手として2010年の球団創立以来ずっと注目され、そのプレッシャーの中でもしっかり自分の役割を果たしてくれた選手です。6年間本当にありがとうございました

 私は神話第壱章から第四章までは球団側の人間ではなく普通のブースターだったのですが、個人的にはやっぱり第参章のホームプレイオフで相手の外国人選手をしっかり抑えたプレイを見て、そして交代した時にジェリコ監督が曳野選手をねぎらっているところを見て涙が出るくらい嬉しかったです 
記者会見
 これは今朝の山陰中央新報さんの記事です。大きく取り上げていただき、そしてすごく愛情が感じられる文章になっていて、読んでいて嬉しかったです
曳野選手記事(ブログ用)
 バスケットボールも含め、プロスポーツ選手が引退した後の「セカンドキャリア」についてはいろんなご意見があると思います。私自身は、地元の生え抜き選手が地元のチームで引退を迎えるのであれば、基本的には球団でその選手を採用するべきだと考えています それは今まで頑張ってくれた選手に対するリスペクトという点も当然ありますし、それに実際今回のように地元の選手がジュニアマジックのコーチやその他の仕事をしてもらえるということは、球団にとってもたいへん大きな財産だと思うのです。他から人を採用するくらいなら、自分の球団で頑張ってくれていた元選手を採用した方が絶対に良いと思っています。

 それに、私たちは球団やチームの目先の成長や目先の勝利だけにこだわっているわけではなく、島根スサノオマジックというプロスポーツチームの存在が地域にとっての”文化”や”習慣”として溶け込んでほしいと思っているのです。目標は阪神タイガースや広島東洋カープのように、その地でなくてはならない地域の文化になることです。そうやって考えてみると、島根スサノオマジックに憧れてバスケットボールをはじめた子供がどんどん成長し、念願叶ってスサノオマジックの選手になるとします。その選手が引退を迎え、その後で球団職員として安定的な職に就き、選手としてではなく職員として球団を支えていくという流れを作るのはとっても大事なことですよね

 なお、今日はさっそくスポンサー様訪問の際に曳野選手に同行してもらいましたが、頭もいい選手なのでしっかりポイントを押さえたお話をしてくれました。これから営業的にもすごく力を発揮してくれそうです
一畑電鉄様訪問
 今回のように引退する選手を採用するのは初めての経験です。ただ、それが今後は当たり前になるような組織にしてきたいと思っています。

 曳野選手、6年間ありがとうございました  これからも力を合わせて頑張りましょう

 昨日は朝から、「鳥取・島根大交流杯」という山陰両県の行政の方々や経済人が集まる会のゴルフコンペおよびその後の懇親会に出席させていただきました こちらは(株)山陰スポーツネットワークとしてではなく、私が経営するアースサポート(株)として参加しました。ただ、結局のところどちら側で参加をしても同じ人間(私)なので、積極的に島根スサノオマジックのPRをさせていただきました
大交流杯
 2つの会社をそれぞれ一生懸命経営しているため、普段からあまり時間がなくバタバタしていますが、そんな中でも特に最近はこういった会合にはできるだけ参加したいと思っています。というのも、最近「自分の強みってなんだろう?自分の強みを生かした島根スサノオマジックの経営がちゃんとできているかな?」と考えているからです

 普段から社員には「自分の強みは何か意識していますか?弱みを克服するのではなく、自分の強みを生かし、強みを伸ばした方がいい。ドラッカーは”組織は人の弱みを意味のないものにすることができる”と言っているが、それは、あなたに弱みがあったとしても組織の中にはそのポイントが強みである人がいて、あなたの弱みを補うことができるからですよ。なので、弱みを補強するのではなく、強みを伸ばした方が組織としてはより良い結果になるのです。」と指導するようにしています。その点を自分に当てはめてみると、島根スサノオマジックの社長としての自分の強みの1つは、アースサポート(株)の社長として「地元経済界等の様々な会合に出て島根スサノオマジックのPRができる」という点もあるなと思い、できるだけ参加するようにしています リーグの他の社長の皆様と比較しても、この点だけは私の強みかなという自負もありますので、これからも頑張りたいと思います

 それにしても、やはり島根スサノオマジックはとても恵まれているなといつも感じます。こういう会に参加すると、本当に多くの行政や経営者の皆様がスサノオマジックに関心を持っておられて、「プレイオフは残念だったね。」とか「今シーズンはかなり早く選手が決まってきてるね。期待してるよ」等、あたたかい言葉をかけていただいています 関心を持っていただけているというのはすごく嬉しいことですね

 選手は今のところ日本人6名、外国籍選手2名(デービス選手も島根で確定です)が決定しており、いつもより早めに動けています。残すところ日本人2〜3名、外国籍選手1名ですね。早く確定したいという気持ちもありながら、一方では他のチームの動向を見ながらじっくり決めていかなければならないという気持ちもあります 末松GMやマイケルHCとしっかり情報共有しながら進めていきますね

 これからも頑張りますので、応援よろしくお願いいたします

 17日の午前中に、東京の池袋にあります株式会社エリア様に訪問させていただきました。エリア様は写真にあるとおり島根スサノオマジックのアウェイユニフォームのスポンサーをしていただいています。株式会社エリア様、誠にありがとうございます
エリア様
 景山社長様にお時間をいただき、2015-2016シーズンの報告および来シーズンの継続のお願い、そして来シーズンからはコート上の広告ができないので、コートの外またはデジタルサイネージでの広告掲載についてのご提案をさせていただきました。

 景山社長様は島根県飯南町のご出身で、東京でIT企業であります株式会社エリアをご創業されました。私が初めてお会いさせていただいたのは2年前の6月26日でしたが、その際にお仕事のお話を伺い、「なんらかのかたちで”世界(または日本)でいちばん”という会社に直接営業して受注する」ということを目標にしておられると聞き、大変熱い思いのある社長様だと感銘を受けました。

 また、ユニフォームに社名を掲載することは広告宣伝だと考えておらず、せっかくふるさと島根にプロスポーツチームができたのだから応援したいというお気持ちだとも伺いました。本当にありがたく、感謝の気持ちでいっぱいです ただ、そのお気持ちにずっと甘え続けていくのもいけませんので、これから一生懸命頑張ってB1に上がり、スサノオマジックのアウェイユニフォームがどんどんNHKの放送等で露出するようになって、景山社長様に少しでも恩返しができるようになりたいと思っています

 私は2年前に社長に就任してから多くのスポンサー様に訪問させていただきましたが、その度に「島根スサノオマジックは本当に恵まれている。本当にありがたい」と感じます。今回の景山社長様をはじめ、皆さん「地域を盛り上げるために応援するよ」とおっしゃってご支援をいただいています。プロスポーツなので成績が良いときも悪いときもあるのですが、第4章が最下位に終わった直後から社長に就任して訪問させていただいた際にも、ほぼすべてのスポンサー様に契約を継続していただくことができました。

 これだけ多くの皆様から応援をいただいているのですから、私たちクラブ側が汗を流して一生懸命頑張るのは当たり前ですね といっても私からするとクラブ職員は本当によくやってくれていて、バスケを愛し、島根スサノオマジックを愛してくれているからこそここまで頑張ってくれるんだなといつも感心しています。ただ、どんな状況でも現状で満足してしまうと成長しないので、もっともっと頑張ってより良いクラブにしていかなければならないと考えています

 株式会社エリア景山社長様、この度は誠にありがとうございました これからもバスケットボールを通じて地域に元気を、子供達に夢を提供できるように頑張りますので、今後ともご支援賜りますようよろしくお願い申し上げます。

 先月末から神話第七章(2016-2017シーズン)のブースタークラブ会員募集がインターネットでスタートしました ぜひ多くの皆様に島根スサノオマジックのブースタークラブにご入会いただけますよう、心よりお願い申しあげます。
ブースタークラブ2016-2017
 2016-2017シーズンからはB.LEAGUE全体で各ブースタークラブ会員様のIDが管理されることになり、そのIDを使って今後はネットでチケットも買えるようになる予定です。島根スサノオマジックのHPからブースタークラブ入会フォームをクリックしていただくと、このような画面になります。このページ自体がB.LEAGUEに飛んでいまして、そこからB.LEAGUE会員になると同時に島根スサノオマジックのブースタークラブ会員になっていただくという流れになります
ブースタークラブ画面
 私自身はこの方法になって、すごく期待しています というのも、私たちが今まで行ってきた方法では、なかなか「このブースターさんは何年もブースタークラブにご入会いただいていて、しかもずっとチケットをご購入いただいているお客様なので、様々なご優待を検討しよう」というマーケティングまで手が回らなかったというか、システムが統合されていなかったこともあり対応ができなかったというマイナス点がありました。しかし、今後はB.LEAGUEがそれらの管理をやっていただけることになるので、各クラブはマーケティングをしっかり行い、いわゆるロイヤルカスタマーに対してより良いサービスを提供することも可能になります。

 また、例えば島根スサノオマジックのブースター様がこのIDを使ってネットでアウェー戦のチケットを購入された場合、「島根のブースターさんがアウェーのチケット購入に対して大きな貢献をしてくれているな。」ということが分かります。そうすると、現在検討されているリーグから各クラブへの配分金について、「インセンティブ」と言われる項目がより高く評価されるということも検討されているようです。私がアウェー戦に行く時にいつも多くのブースターの皆様が応援に駆けつけてきてくれているので、そうしたブースター様の熱い思いが、リーグの評価に反映されるというのはすごくありがたいと感じます

 なお、2015-2016シーズンのブースタークラブ会員数はサポート会員を含め12,183名になりました 誠にありがとうございます そのうちサポート会員は8,935名でしたので、従来のブースタークラブにご入会いただいた方は3,248名となります。2014-2015シーズンのブースタークラブ会員数が3,019名でしたので、単純に従来のブースタークラブ会員数だけでも229名の増加となり、全体では9,164名の増加となりました。誠にありがとうございました
ブースタークラブ会員数2015-2016
 来たる2016-2017シーズンはB2で必ず優勝し、最短でB1に駆け上がるという目標を掲げています。この「最短B1」という大きな目標を達成するためにはブースターの皆様に支えていただき、一緒に力を合わせてB1を目指していく必要があります ぜひ皆様の熱い声援、ご支援で私たちを夢のステージに押し上げてください

 より多くのブースタークラブ会員獲得のために頑張って参りますので、ぜひご協力賜りますようよろしくお願い申し上げます

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