昨日東京で開催されました「第2回島田塾」に龍岩社長と一緒に参加してきました!前回3月に開催された第1回の時もすごく勉強になりましたが、今回も大変勉強になりました 島田社長様、誠にありがとうございました。また、このような機会を作っていただきましたB.LEAGUEの皆様(佐野さん、勝井さん)に心より感謝申し上げます。

 勉強している時は集中していて写真が撮れなかったので、これは懇親会の時の写真です
第2回島田塾
 今回の私の大きなミッションのひとつは、弊クラブの新社長と一緒に参加し、経営のベクトルを合わせていくというものでした。私が経営しているアースサポート(株)でも以前同じことをしていましたが、経営幹部を育てるためにはこのようなセミナーに一緒に参加し、自社の経営課題について一緒に語り合うことがすごく効果的です もともと私が第1回島田塾で学んだ様々なことを社内に持ち込み、いつも「開幕前にこれをやらないと!」、「こうやって2F自由席のチケットを販売しよう!」等かなりガーガー言っていましたが、本家本元である島田社長様から直接その熱い思いを龍岩社長にも聞いてもらい、私たちがやろうとしていることの重要さを受け止めてもらいたいと考えました。結果はすごく良かったと思います。ただ、経営は「実践業」ですので、単に「ああ、いい勉強をしたな」と思うだけではなんの意味もありません。いい勉強をしたことは必ず実践する。それが重要なので、これから更に社内で猛烈にプッシュし、やるべきことをしっかり実践していきたいと考えています

 前回、3月9日に開催された第1回島田塾に参加させていただき、島田社長のお話を聞かせていただき、まさに目から鱗が落ちる思いがしました 私が3年前に島根スサノオマジックの社長に就任してから、いちばん衝撃を受けたと言っても大げさではないくらいです。第1回島田塾に参加していなかったらどうなっていただろうと思うと恐ろしいくらいで、本当に本当に島田社長には感謝の気持ちでいっぱいです。

 私が平成24年5月に島根スサノオマジックの社長に就任させていただいた時の最大のミッションは、「経営再建」でした。その年の4月末に終わったシーズンはbjリーグ西地区最下位で、財務的にもかなり危機に瀕していました。愛する島根スサノオマジックを無くしてしまうわけにはいかないという思いで社長に就任し、社員や株主の皆様と共に頑張ってやってきましたが、強いチームを作っていくためのコストと収入のバランスが合わずに苦労しました。決算時期になると株主の皆様に増資をお願いし、私個人や私の会社でも負担をしながら経営を続けてきました。「スポーツビジネスで利益は出ない。プロスポーツチームを持つということは、金銭的な負担にどれだけ耐えられるかだ。もっと強いチームを作るために、自分自身や自分の会社をもっと大きく、強くしていかなければならない。」と考え、地域のためにもなんとかしたいと真剣に取り組んできました。B.LEAGUEが開幕した昨年の9月には、「最短でB1昇格を果たすためにもっと資金を投入しよう。そして、B1になったら更に大きな資金が必要になる。それに耐えうる資金力を持たないといけない。」と考え、それだけの負担に耐えられるか悩んできました。

 しかし、今年の3月の第1回島田塾で島田社長に千葉ジェッツの財務状況を公開していただけて、またどうやって売上を上げてきたかというノウハウまで教えていただきました。利益がすごく出ていて、社員の待遇もどんどん改善しておられるということを聞き、本当に衝撃を受けました 「スポーツビジネスで利益が出ないと考えていたけど、そんなことはない!ちゃんと経営すれば1億円でも利益が出て、社員も幸せにできる!どうやってこれからも金銭的な負担をしようかと悩んでいたけど、そうではなくてどうやって島田社長の手法を実践して行くかを考えるべきだ!」ということが分かり、今まで悩んでいたことがスッと落ちたというか、狭まっていた視界が急に開けて明るい世界が広がったような気持ちになりました 「これをやれば利益が出る!」と思うと勇気と力が湧いてきました。やり方さえ分かればあとは実践あるのみです。私の座右の銘は「知行合一」ですので、得た知識を全力で実現していきたいと思っています

 今までの不安や悩みは「スポーツビジネスでは利益は出ない」という勝手な思い込みだったんだと分かり、今は考え方が180度変わりました。スポーツを切り口にしたビジネスで事業を成功させ、社員や島根スサノオマジックに関わるすべての人を幸せにできる会社にしていきたいと考えています。島田社長には本当に感謝の気持ちしかありません。ありがとうございます これから2年かけて利益が出る会社にし、日々一生懸命頑張ってくれている社員を幸せにできるような会社に成長させたいと考えています。

 企業経営に必要な資質は、素直さ、真摯な思い、溢れる情熱、そして努力だと思います。そういう気持ちで一生懸命頑張っていると、目の前に経営のヒントがパッと現れた時にしっかり掴むことができる。渇望しているからこそ、「これだ!」と分かって必死に掴みにいくことができる。第1回島田塾は私にとってまさにそういう機会だったんだと思います。

 今回はそのことを龍岩新社長と共有できたことがすごく良かったです。不安も大きいでしょうが、絶対に成功するという強い信念を持ち、共に力を合わせて頑張っていきましょう。